圏域の歴史・文化
最終更新日:2020.03.25
歴史
@原始 | ▽旧石器時代に石巻地方で人々が生活し始めました。 ▽丘陵に多くの貝塚が発見されていることから、縄文時代には、人々の集団生活が行われていたと考えられています。 |
A古代 | ▽奈良時代には、牡鹿柵、桃生城が造られました。 ▽平安時代には、坂上田村麻呂が蝦夷を降伏させたことによって、石巻地方も朝廷の支配に服することとなりました。 |
B中世 | ▽鎌倉時代に入ると、葛西三郎清重が奥州総奉行に任じられ、以降約400年間、石巻地方は葛西氏の支配下にありました。石巻城は葛西氏の居城であったといわれています。 |
C近世 | ▽伊達政宗が川村孫兵衛重吉に命じて、北上川の大改修工事を実施しました。この改修工事によって、石巻は東北一の港町として北上川上・中流地域や関東・関西地域の人と物の交流が盛んに行われました。 ▽慶長遣欧使節船(サン・ファン・バウティスタ)で支倉六右衛門常長の一行が南欧に渡り、交流を深めてきました。 |
D近代 | ▽明治政府は、東北地方開発の拠点として野蒜築港を計画しましたが、台風により突堤が崩壊し、その後工事が中止され幻の港となりました。 ▽大正元年(1912年)に私鉄仙北軽便鉄道(現JR石巻線)、昭和3年(1928年)に私鉄宮城電鉄(現JR仙石線)が開通し、現在に引き継がれています。 |
風習・文化
石巻圏域には、地域の自然や歴史に育まれた文化財が数多くあります。
分類 | 種別 | 名称 | 所在地 |
---|---|---|---|
有形文化財 | 重要文化財 (建造物) |
石井閘門 | 石巻市 | 重要文化財 (彫刻) |
木造十一面観音立像 | 石巻市 |
重要文化財 (考古資料) |
岩版 | 石巻市 | |
登録有形 文化財 |
旧相川診療所 | 石巻市 | |
登録有形 文化財 |
金華山灯台 | 石巻市 | |
登録有形 文化財 |
遠藤家住宅主屋 | 石巻市 | |
登録有形 文化財 |
遠藤家住宅土蔵 | 石巻市 | |
民俗文化財 | 重要無形 民俗文化財 |
雄勝法印神楽 | 石巻市 |
重要無形 民俗文化財 |
月浜のえんずのわり | 東松島市 | |
記 念 物 | 史跡 | 沼津貝塚 | 石巻市 |
史跡 | 里浜貝塚 | 東松島市 | |
特別名勝 | 松島 | 東松島市 | |
名勝 | 齋藤氏庭園 | 石巻市 | |
天然記念物 (動物) |
陸前江ノ島のウミネコおよびウトウ繁殖地 | 女川町 | |
天然記念物 (動物) |
イヌワシ繁殖地 | 石巻市 | |
天然記念物 (植物) |
八景島暖地性植物群落 | 石巻市 | |
文化財 保存技術 |
選定保存 技術 |
石盤葺 | 石巻市 |
分類 | 種別 | 名称 | 所在地 |
---|---|---|---|
有形文化財 | (建造物) | 持福院観音堂 | 石巻市 |
(彫刻) | 木造男神像 | 石巻市 | |
(彫刻) | 木造聖観音立像 | 石巻市 | |
(工芸品) | 奥州石ノ巻図 | 石巻市 | |
民俗文化財 | 無形民俗 文化財 |
名振のおめつき | 石巻市 |
無形民俗 文化財 |
牡鹿法印神楽 | 石巻市 | |
無形民俗 文化財 |
江島法印神楽 | 女川町 | |
無形民俗 文化財 |
寺崎の法印神楽 | 石巻市 | |
無形民俗 文化財 |
樫崎法印神楽 | 石巻市 | |
無形民俗 文化財 |
皿貝法印神楽 | 石巻市 | |
無形民俗 文化財 |
寺崎のはねこ踊 | 石巻市 | |
記 念 物 | 史跡 | 和泉沢古墳群 | 石巻市 |
史跡 | 平田原貝塚 | 東松島市 | |
史跡 | 仁斗田貝塚 | 石巻市 | |
天然記念物 (動物) |
大指海域および双子島、鞍掛島、蹄島、 黒島のウミネコ、ゴイサギ、アメツバメ、 ウトウ等の繁殖地 |
石巻市 | |
天然記念物 (植物) |
新山神社の姥杉 | 東松島市 | |
天然記念物 (植物) |
月観の松 | 東松島市 | |
天然記念物 (地質鉱物) |
球状斑糲岩 | 女川町 |
※令和2年3月25日現在