ごみ処理フロー図
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各処理工程の説明
プラットホーム
ごみは収集車でプラットホームへ搬入されます。一般の方も安全にごみピットに投入できるようダンピングボックスを設けています。
ごみピット・ごみクレーン
ごみピットは4,568m3(4日分)の容量があり,ごみクレーンは自動的にごみをホッパへ投入する全自動運転と半自動運転が行えます。
給じん装置
破砕したごみをスクリュー式の給じん装置でガス化炉へ定量的に供給します。
ガス化炉
流動床式の砂層部でごみを未燃ガスとカーボンに効率よくガス化します。
溶融炉
ガス化した未燃ガスとカーボンを旋回させながら燃焼させ,炉内を1,300℃以上の高温にします。この高温で灰分を溶融しスラグとします。
ボイラー
高温の排ガスから高温・高圧(300℃,30kg/cuG)の蒸気を回収します。
減温塔
排ガスの温度を下げるため,減温塔で冷却水の水噴霧により約160℃に冷却する。
バグフィルタ
耐熱性のろ布で排ガス中のばいじんやダイオキシン類を含む各種有害物質を効率よく除去します。
触媒反応塔
排ガス中の窒素酸化物を除去し,きれいになった排ガスを煙突より排出します。
発電機室
ボイラーで回収した蒸気でダービンを駆動して発電機を回し,最大2,700kwの電力を発生させます。
中央制御室
クリーンセンター内の各機器をここで集中して監視しています。各炉の運転・操作は自動に制御され安全で安定した運転が行われます。