○石巻地区広域行政事務組合職員人事評価実施規程
平成28年3月28日
訓令甲第3号
(目的)
第1条 この規程は、地方公務員法(昭和25年法律第261号)の規定に基づき、職員の人事評価を行い、公正な人事処遇の基礎資料とすることにより、職員の能力開発、人材育成及び行政の運営を効率的にかつ効果的に行うことを目的とする。
(1) 人事評価 能力評価及び業績評価による結果を総合的に考慮した上で公平かつ公正に勤務成績を評価することをいう。
(2) 能力評価 別表第1の能力評価項目ごとに定める評価の着眼点に基づき、職員が職務を遂行する過程で発揮した知識、技能、執務姿勢その他の行動事実を客観的に評価することをいう。
(3) 業績評価 職員があらかじめ設定した業務目標の達成度等、職務遂行の結果もたらされた業務実績を客観的に評価することをいう。
(被評価者の範囲)
第3条 本規程による人事評価の対象となる職員(以下「被評価者」という。)は、石巻地区広域行政事務組合職員の給与に関する条例(平成20年石広条例第45号)の適用を受ける者とする。ただし、他の地方公共団体等への派遣その他の事情により本規程による人事評価の実施が困難である職員の評価については、理事長が別に定める。
2 臨時職員等の人事評価の方法等については、理事長が別に定める。
(評価者等)
第4条 人事評価は、1次評価者及び2次評価者(以下「評価者等」という。)が実施するものとし、被評価者と評価者等との関係は別表第2の区分によるものとする。
2 1次評価者は、適正な評価をするために必要な場合は、評価補助者を置くことができる。
(評価者研修の実施)
第5条 総務企画課長は、評価者等に対して、公正かつ公平な人事評価を行うために必要な研修を計画的に実施するものとする。
(1) 人事評価 毎年4月1日から翌年3月31日まで
(2) 能力評価 毎年4月1日から翌年3月31日まで
(3) 業績評価 毎年4月1日から9月30日まで及び10月1日から翌年3月31日まで
(評価者等の責務)
第7条 評価者等は、常に職員を観察し、その能力及び意欲を向上させるよう指導及び育成に努めなければならない。
2 評価者等は、前条の評価期間における被評価者の観察、指導等の結果を職務行動記録メモに記録し、人事評価の参考資料にするものとする。
2 能力評価及び業績評価に当たっては、点数を付した理由その他参考となるべき事項を記載するように努めるものとする。
(業務目標の設定)
第9条 1次評価者は、業績評価の評価期間の開始に際し、被評価者と面談を行い、評価期間の業務に関する目標を定めることその他の方法により当該被評価者が当該評価期間において果たすべき役割を確定するものとする。
(自己申告)
第10条 1次評価者は、人事評価を行うに際し、その参考とするため、被評価者に対し、あらかじめ、当該人事評価に係る評価期間において当該被評価者の発揮した能力及び挙げた業績に関する被評価者の自らの認識その他評価者等による評価の参考となるべき事項について、申告を行わせるものとする。
(評価の実施、面談、結果の開示)
第11条 1次評価者は、被評価者について、点数を付すことにより評価(次項に規定する再評価を含む。)を行うものとする。
2 2次評価者は、1次評価者による評価について、不均衡があるかどうかという観点から審査を行い、2次評価者としての点数を付すことにより調整(次項に規定する再調整を含む。)を行うものとする。この場合において、2次評価者は、当該点数を付す前に、1次評価者に再評価を行わせることができる。
3 総務企画課及び消防本部総務課は、被評価者の最終評価点を人事又は給与に活用するための判断資料として、それぞれの活用内容の持つ趣旨及び目的に応じて、評価項目ごとの最終評価点にウエイト付けを行い、100点満点に換算した点数を総合評価として決定する。
4 1次評価者は、前項の確認を行った後に被評価者と面談を行い、能力評価、業績評価及び総合評価の結果を当該被評価者に開示し、その根拠となる事実に基づき指導及び助言を行うものとする。
(職員の異動時又は併任等への対応)
第12条 人事評価の実施に際し、職員が評価期間の途中で異動した場合又は職員が併任等の場合については、評価の引継ぎ及びその他適切な措置を講じることにより対応するものとする。
(人事評価に関する記録の保管)
第13条 人事評価に関する記録は、当該年度の評価期間終了日の属する年度の翌年度から起算して5年間、総務企画課において保管するものとする。
(人事評価の結果の活用)
第14条 人事評価の結果は、被評価者の任用、給与、分限その他の人事管理の基礎として活用するものとする。
2 評価者等は、人事評価の結果を職員の人材育成に積極的に活用するよう努めるものとする。
(苦情への対応)
第15条 第11条第4項の規定により開示された能力評価、業績評価及び総合評価の結果に関する被評価者の苦情へ対応するため、苦情相談及び苦情処理の手続きを設けるものとする。
2 苦情相談は、被評価者の申出に基づき、総務企画課長又は消防本部総務課長が対応する。
3 苦情処理は、書面による申告に基づき、事務局長又は消防長が行う。
4 開示された評価結果に関する苦情処理は、当該評価の評価期間につき、1回に限り受け付けるものとする。
5 苦情処理の申出は、第2項の苦情相談にかかる結果の教示を受けた日の翌日から起算して1週間以内に限り申し出ることができる。
6 理事長は、被評価者が苦情の申出をしたことを理由に、当該被評価者に対して不利益な取扱いをしてはならない。
7 苦情相談又は苦情処理に関わった職員は、苦情の申出のあった事実及び当該内容その他苦情相談又は苦情処理に関し職務上知ることができた秘密を保持しなければならない。
(その他)
第16条 この規程に定めるもののほか、人事評価の実施に関し必要な事項は、理事長が別に定める。
附則
この訓令は、平成28年4月1日から施行する。
附則(令和4年3月31日訓令甲第2号)
この訓令は、令和4年4月1日から施行する。
別表第1(第2条関係)
行政職(主任主事級以下)
分類 | 能力評価項目 | 着眼点 |
職務能力 | 職務知識・技術 | ・担当の職務遂行に必要な専門的知識・技術及び関連部門に関する広範な知識がある。 ・常に自己啓発等に取り組む姿勢があり、能力や資質の向上が表れている。 |
職務遂行力 | ・上司や先輩からの指示や担当業務の目的などの内容を正しく理解し、職務を遂行している。 ・職務の遂行に当たってミスがなく、迅速に処理している。 ・業務のスケジュールに従い、期限を守って職務を遂行している。 | |
創意工夫 | ・業務の進め方や方法について前例にとらわれず、より効果的・効率的に実施できるよう創意工夫している。 ・職務の遂行に当たって、現状に満足することなく改善点を見つけ出し、改善案を提案している。 | |
対人関係能力 | 説明・応対能力 | ・上司・同僚や他課等の担当者と協力的な関係を構築している。 ・自分の考えに固執せず、相手の考えや感情を感じ取り、相手に合わせた対応をしている。 ・時間をかけて相手の話を聞くなど、対応に誠実さが感じられ、住民や関係者からの信頼を得ている。 ・自分の考えや判断を正確に伝え、合意形成を図ることができる。 |
チームワーク力 | ・上司や同僚、他部署の職員と連携し、仕事を円滑に進めている。 ・他人の意見に耳を傾け、柔軟に取り入れている。 ・同僚や後輩との一体感が高まるように、情報や知識・経験を共有している。 | |
人材育成 | ・職場に活気を生み出しながら、仕事のノウハウを同僚、後輩と共有している。 ・後輩からの相談に気軽に応じるなどして、良好な人間関係を築いている。 | |
マネジメント能力 | 安全管理・緊急時対応 | ・組織内で発生し得る事故の原因となるものを自ら点検し、その予防について自ら気づいたことを提案・実践している。 ・災害等緊急時には、速やかにかつ的確にマニュアルに従った手順を踏み行動している。 |
意欲・態度 | 責任感 | ・自分の仕事や引き受けた仕事を責任感を持ってやり遂げている。 ・自分の失敗を他人に転嫁したり、責任を回避しない。 |
積極性 | ・初めての仕事や困難な仕事にも進んで挑戦している。 ・担当業務の知識や関連業務の知識の習得に、意欲的に挑戦している。 | |
倫理観・規律性 | ・社会規範、服務規律を遵守し、公務員としての自覚をもって行動している。 ・職場環境の向上を意識し、出退勤を含む職場のルールを守っている。 | |
住民対応 | ・常に住民サービスの向上を念頭に置きながら職務を遂行している。 ・接遇技能を修得し、好感の持てるマナー・態度・身だしなみで対人応対している。 | |
コスト意識・経営意識 | ・常にコスト意識を持って職務に取り組んでいる。 ・時間や経費を有効に活用して効率よく仕事を進めている。 |
行政職(係長級)
分類 | 能力評価項目 | 着眼点 |
職務能力 | 職務知識・技術 | ・職務遂行に必要な専門的知識・技術及び関連部門に関する広範な知識がある。 ・行政運営に関する基本的な知識やノウハウがある。 ・社会情勢に関心を持ち、担当職務との関連を意識するバランス感覚がある。 |
職務遂行力 | ・日常業務の範囲において、発生する問題の状況を分析整理している。 ・日常業務において、上司の指示を正しく理解し、実務上の適正な判断をしている。 ・業務の優先順位を踏まえた段取り・スケジュールを決め、期限を守って職務を遂行している。 | |
政策形成能力 | ・住民ニーズや国の動向、法改正など外部環境の変化から、当面取り組むべき課題を認識し、その解決に向け取り組んでいる。 ・担当業務全体や将来への影響など多面的に分析し問題の解決策を提案している。 ・担当業務の課題を解決するための有効で実現可能な改善案や目標・計画の立案ができ、具現化するための方策を導き出している。 | |
対人関係能力 | 説明・応対能力 | ・上司・同僚・後輩や他課等の担当者と協力的な関係を構築している。 ・自分の考えに固執せず、相手の考えや感情を感じ取り、相手に合わせた対応をしている。 ・時間をかけて相手の話を聞くなど、対応に誠実さが感じられ、住民や関係者からの信頼を得ている。 ・物事を論理的にまとめ具体的に例示して、相手を納得させられる。 |
チームワーク力 | ・上司や同僚、他部署の職員と連携し、仕事を円滑に進めている。 ・同僚や後輩との業務が効率的かつ正確に遂行されるよう相互チェックや補完関係の遂行を確認している。 ・同僚や後輩との一体感が高まるように、情報や知識・経験を共有している。 | |
人材育成 | ・職場に活気を生み出しながら、仕事のノウハウを同僚、後輩と共有している。 ・後輩からの相談に気軽に応じるなどして、良好な人間関係を築いている。 | |
マネジメント能力 | 安全管理・緊急時対応 | ・組織内で発生し得る事故の予防について、マニュアルや受けた指導を踏まえて、組織メンバーを指導している。 ・災害等緊急時には、速やかにかつ的確にマニュアルに従った手順を踏み行動している。 |
意欲・態度 | 責任感 | ・自分の仕事や引き受けた仕事を責任感を持ってやり遂げている。 ・自分の失敗を他人に転嫁したり、責任を回避しない。 |
積極性 | ・常に積極的に自分の担当業務の量的拡大や質的向上に努めている。 ・担当業務の重点計画、重点課題を成し遂げるために、色々な手段や対策を工夫して取り組んでいる。 | |
倫理観・規律性 | ・社会規範、服務規律を遵守し、公務員としての自覚をもって行動している。 ・職場環境の向上に努め、出退勤を含む職場ルールを遵守し、自ら模範となって行動している。 | |
住民対応 | ・常に住民サービスの向上を念頭に置きながら職務を遂行している。 ・接遇技能を修得し、好感の持てるマナー・態度・身だしなみで対人応対している。 | |
コスト意識・経営意識 | ・常にコスト意識を持って職務に取り組んでいる。 ・時間や経費を有効に活用して効率よく仕事を進めている。 ・係内の無駄を無くすよう工夫や改善を行っている。 |
行政職(課長補佐級)
分類 | 能力評価項目 | 着眼点 |
職務能力 | 職務知識・技術 | ・担当職務及び行政運営に必要な専門的知識・技術、関連部門に関する広範な知識(法令協議、予算折衝、議会対応、勤務条件、服務規律等)を有している。 ・社会情勢への関心、担当職務との関連を意識するバランス感覚がある。 |
職務遂行力 | ・突発的な事態に対しても、臨機応変な判断ができ、冷静沈着に的確な対応ができる。 ・業務の効率を重視し、さらにはスケジュール管理しながら目標や目的の実現に向けた方策を有効に実行している。 | |
政策形成能力 | ・社会情勢を的確に把握し、中長期的な影響を予測し、課題の優先順位や対応策を導き出している。 ・問題提起にとどまらず、効果的な業務改善や事業の廃止を含めた見直しなどを文書等にまとめあげて上司に提案している。 ・他への影響など全体的な枠組みで考え、自部門の範囲だけでは解決できない改善事項に関しても関係者と連携を図って改善している。 | |
対人関係能力 | 折衝・調整力 | ・他課や関係機関の関係者と信頼関係を構築している。 ・所管する事案について関係者と折衝・調整を行っている。 ・セクショナリズムを避けながら内外との調整を行い、仕事の計画・基盤づくり等の前さばきをしている。 ・熱心かつ論理的に相手を説得し、円滑に交渉をまとめることができる。 |
チームワーク力 | ・業務が効率的かつ正確に遂行されるよう相互チェックや補完関係の遂行を確認している。 ・係内の意見をまとめるなど、組織の一体感が高まるように、情報や知識・経験を共有している。 ・部下とのコミュニケーションを密にし、相互の信頼を深めている。 | |
指導・育成力 | ・仕事上のアドバイスを適宜行ったり、ミーティングなどを通じて指導・助言を行っている。 ・職務に精通し、後輩からの信頼を獲得している。 ・後輩からの相談に気軽に応じるなどして、良好な人間関係を築いている。 | |
マネジメント能力 | 組織運営・管理力 | ・運営方針を理解し、周囲にも理解させるよう積極的な行動をしている。 ・会議・行事等の目的を理解し、積極的に参加するとともに、周囲に対して会議目的等の啓発活動等行動している。 |
安全管理・緊急時対応 | ・組織内で発生し得る事故の原因となるものを自ら点検し、その予防について、自ら気づいたことを実践し、周囲にも喚起を促し、部署としての組織的対応を講じている。 ・災害等緊急時には、速やかにかつ的確にマニュアルに従った手順を踏み行動している。 | |
意欲・態度 | 責任感 | ・仕事の成果を継続的に高めている。 ・部下の失敗に対して、自分の責任として解決に当たっている。 |
積極性 | ・率先して課題や目標に取り組み、自ら中心となって意欲的に挑戦している。 ・上司に対して、積極的に提言を行っている。 | |
倫理観・規律性 | ・上司に対し報告・連絡・相談を緊密に行い、常に組織全体のことを意識して行動している。 ・組織の規律性の醸成のため、自ら模範となって行動している。 | |
住民対応 | ・常に住民サービスの向上を念頭に置きながら意思決定を行っている。 ・一方的な要求に対しては組合の立場を伝え、毅然とした態度で説得して、お互いの合意を形成している。 | |
コスト意識・経営意識 | ・自らコスト意識を持って職務に取り組むとともに、部下に対してもコスト意識を徹底させている。 ・自係の時間や経費を有効に活用するため、係内メンバーの仕事を効率よく進めるように指揮している。 |
行政職(課長級)
分類 | 能力評価項目 | 着眼点 |
職務能力 | 職務知識・技術 | ・課の職務及び行政運営に必要な専門的知識・技術、関連部門に関する広範な知識(法令協議、予算折衝、議会対応、勤務条件、服務規律等)を有している。 ・社会情勢の動向を把握、組織に期待される役割、課題認識等のバランス感覚がある。 |
対人関係能力 | 折衝・調整力 | ・円滑な合意形成に資するよう、日頃から対外的な信頼関係を構築している。 ・組織の使命や方針、課題、組織目標を明確にし、部下に浸透させている。 ・組織方針を実現できるよう関係者と折衝・調整を行っている。 ・経営的立場での高度な対外折衝・説得ができる。 |
マネジメント能力 | 指導・育成力 | ・仕事上のアドバイスを適宜行ったり、ミーティングなどを通じて指導・助言を行っている。 ・方針を明示した上で、部下の能力や実績に応じて業務分担・権限委譲を行い、人材育成を図っている。 ・セミナーや研修会への参加を勧めるなど、部下に能力開発の働きかけをしている。 |
組織運営・管理力 | ・運営方針を理解し、周囲にも理解させるよう積極的な行動をしている。 ・周囲に対して会議・行事等の目的を理解させて、参加の啓発活動等行動している。 ・部署の管理について組織メンバーを指導し、管理上必要と思われる業務や環境の改善策を提言している。 | |
安全管理・緊急時対応 | ・組織内で発生し得る事故の原因となるものを自ら点検し、その予防について、自ら気づいたことを実践し、周囲にも喚起を促し、部署としての組織的対応を講じている。 ・災害等緊急時には、管理者としてマニュアルに従った手順をきちんと踏むだけでなく、マニュアルに記載されていなくても必要な対応、必要な人的・物的配置、必要な処置を漏れなく指示している。 | |
意欲・態度 | 責任感 | ・仕事の成果を継続的に高めている。 ・部下の失敗に対して、自分の責任として解決に当たっている。 |
積極性 | ・部署として設定した以上の高い量的質的目標を掲げ、部下が一丸となって取り組むよう努めている。 ・新しい分野又は難易度の高い課題に意欲的に取り組んでいる。 | |
倫理観・規律性 | ・組織の経営理念・方針等を率先して遵守するとともに、部下を誘導することに努力している。 ・組織の規律性の醸成のため、自ら先頭にたって模範を示すことに取り組んでいる。 | |
住民対応 | ・常に住民サービスの向上を念頭に置きながら意思決定を行っている。 ・組織市町や関係機関等に対し的確な情報提供をするなど、危機に直面しても冷静沈着な対応をしている。 | |
コスト意識・経営意識 | ・自らコスト意識を持って職務に取り組むとともに、部下に対してもコスト意識を徹底させている。 ・自部署の時間や経費を有効に活用するため、自部署の仕事を効率よく進めるように指揮している。 |
行政職(部次長級)
分類 | 能力評価項目 | 着眼点 |
職務能力 | 職務知識・技術 | ・部内の職務及び行政運営に必要な専門的知識・技術、関連部門に関する広範な知識(法令協議、予算折衝、議会対応、勤務条件、服務規律等)を有している。 ・社会情勢を把握し、組織に期待される役割、課題認識等のバランス感覚がある。 |
対人関係能力 | 折衝・調整力 | ・円滑な合意形成に資するよう、日頃から対外的な信頼関係を構築している。 ・全体的な観点を持ち、組織方針を実現できるよう関係者と折衝・調整を行っている。 ・組織の使命や方針、課題、組織目標を明確にし、部内に浸透させている。 ・職務遂行に必要な他部門との協力を取り付けたり、関係者を説得するなど、進んで折衝・調整を行っている。 |
マネジメント能力 | 指導・育成力 | ・部内の職員同士あるいは管理者を交えて活発に議論やアイディア提案ができる職場環境づくりに取り組むなど、参加意識の向上に努めている。 ・部内の管理者の能力や実績、適正等を把握し、適切な指導、助言、育成を行い、自発的に職務を遂行する職場風土づくりを行っている。 |
組織運営・管理力 | ・全体的な観点から将来起こりうる課題を洞察し、あるべき姿の実現のための方策に取り組んでいる。 ・自部門の運営方針を示し、部内職員に理解・実践させるよう積極的に行動している。 ・部全体の職務の進捗状況を把握し、計画的に職務を遂行させている。 ・部内において管理上必要と思われる業務や環境の改善策を提示している。 | |
安全管理・緊急時対応 | ・組織内で発生し得る事故を把握し、部門としてその予防を確実に実践するよう組織的対応を指示している。 ・災害等緊急時には、部の責任者としてマニュアルに従った手順をきちんと踏むだけでなく、状況に応じた必要な対応、人的・物的配置、処置を明確に指示している。 | |
意欲・態度 | 責任感 | ・部の責任者としての使命感を持ち、部門全体の仕事の成果を継続的に高めている。 ・部下の失敗に対し、自分の責任として率先して解決に当たっている。 |
積極性 | ・部内の懸案事項等の課題に関する目標を掲げ、解決に向けて部内が一丸となり取り組むよう努めている。 ・新しい分野又は難易度の高い課題に、自らも進んで行動力あふれる取組をしている。 | |
倫理観・規律性 | ・組織の経営理念・方針等を率先して遵守するとともに、部下を誘導することに努力している。 ・組織の規律性の醸成のため、部の責任者として模範的な行動をしている。 | |
住民対応 | ・常に住民サービスの向上を念頭に置きながら意思決定を行っている。 ・組織市町や関係機関等へ的確な情報提供をするなど、危機に直面しても冷静沈着な対応をしている。 | |
コスト意識・経営意識 | ・部内のコスト意識醸成のため、自らのコスト意識を部内に示している。 ・部内の時間や経費を有効に活用するため、管理者に仕事を効率よく進めるように指揮している。 |
労務職
分類 | 能力評価項目 | 着眼点 |
職務能力 | 職務知識・技術 | ・担当の職務遂行に必要な専門的知識・技術及び関連部門に関する広範な知識がある。 ・常に自己啓発等に取り組む姿勢があり、能力や資質の向上が表れている。 |
職務遂行力 | ・上司や先輩からの指示や担当業務の目的などの内容を正しく理解し、職務を遂行している。 ・職務の遂行に当たってミスがなく、迅速に処理している。 ・業務のスケジュールに従い、期限を守って職務を遂行している。 | |
対人関係能力 | 説明・応対能力 | ・上司・同僚や他課等の担当者と協力的な関係を構築している。 ・自分の考えに固執せず、相手の考えや感情を感じ取り、相手に合わせた対応をしている。 ・時間をかけて相手の話を聞くなど、対応に誠実さが感じられ、住民や関係者からの信頼を得ている。 ・自分の考えや判断を正確に伝え、合意形成を図ることができる。 |
チームワーク力 | ・上司や同僚、他部署の職員と連携し、仕事を円滑に進めている。 ・他人の意見に耳を傾け、柔軟に取り入れている。 ・同僚や後輩との一体感が高まるように、情報や知識・経験を共有している。 | |
人材育成 | ・職場に活気を生み出しながら、仕事のノウハウを同僚、後輩と共有している。 ・後輩からの相談に気軽に応じるなどして、良好な人間関係を築いている。 | |
マネジメント能力 | 安全管理・緊急時対応 | ・組織内で発生し得る事故の原因となるものを自ら点検し、その予防について自ら気づいたことを提案・実践している。 ・災害等緊急時には、自己の安全管理に注意を払い、速やかにかつ的確にマニュアルに従った手順を踏み行動している。 |
意欲・態度 | 責任感 | ・自分の仕事や引き受けた仕事を責任感を持ってやり遂げている。 ・自分の失敗を他人に転嫁したり、責任を回避しない。 |
積極性 | ・初めての仕事や困難な仕事にも進んで挑戦している。 ・担当業務の知識や関連業務の知識の習得に、意欲的に挑戦している。 | |
倫理観・規律性 | ・社会規範、服務規律を遵守し、公務員としての自覚をもって行動している。 ・職場環境の向上を意識し、出退勤を含む職場のルールを守っている。 | |
住民対応 | ・常に住民サービスの向上を念頭に置きながら職務を遂行している。 ・接遇技能を修得し、好感の持てるマナー・態度・身だしなみで対人応対している。 |
消防職(消防士長以下)
分類 | 能力評価項目 | 着眼点 |
職務能力 | 職務知識・技術 | ・担当の職務遂行に必要な専門的知識・技術及び関連部門に関する広範な知識がある。 ・常に自己啓発等に取り組む姿勢があり、能力や資質の向上が表れている。 |
職務遂行力 | ・上司や先輩からの指示や担当業務の目的などの内容を正しく理解し、職務を遂行している。 ・職務の遂行に当たってミスがなく、迅速に処理している。 ・業務のスケジュールに従い、期限を守って職務を遂行している。 | |
創意工夫 | ・業務の進め方や方法について前例にとらわれず、より効果的・効率的に実施できるよう創意工夫している。 ・職務の遂行に当たって、現状に満足することなく改善点を見つけ出し、改善案を提案している。 | |
対人関係能力 | 説明・応対能力 | ・上司・同僚や他課、署所等の担当者と協力的な関係を構築している。 ・自分の考えに固執せず、相手の考えや感情を感じ取り、相手に合わせた対応をしている。 ・時間をかけて相手の話を聞くなど、対応に誠実さが感じられ、住民や関係者からの信頼を得ている。 ・自分の考えや判断を正確に伝え、合意形成を図ることができる。 |
チームワーク力 | ・上司や同僚、他部署の職員と連携し、仕事を円滑に進めている。 ・他人の意見に耳を傾け、柔軟に取り入れている。 ・同僚や後輩との一体感が高まるように、情報や知識・経験を共有している。 | |
人材育成 | ・職場に活気を生み出しながら、仕事のノウハウを同僚、後輩と共有している。 ・後輩からの相談に気軽に応じるなどして、良好な人間関係を築いている。 | |
マネジメント能力 | 安全管理・消防活動 | ・組織内で発生し得る事故の原因となるものを自ら点検し、その予防について自ら気づいたことを提案・実践している。 ・災害に際し、冷静に状況を把握し、迅速・的確に活動できる。 ・消防活動において事故を未然に防ぐため、必要な安全管理の知識や手順を理解し、確実に行うことができる。 |
意欲・態度 | 責任感 | ・自分の仕事や引き受けた仕事を責任感を持ってやり遂げている。 ・自分の失敗を他人に転嫁したり、責任を回避しない。 |
積極性 | ・初めての仕事や困難な仕事にも進んで挑戦している。 ・担当業務の知識や関連業務の知識の習得に、意欲的に挑戦している。 | |
倫理観・規律性 | ・社会規範、服務規律を遵守し、公務員としての自覚をもって行動している。 ・職場環境の向上を意識し、出退勤を含む職場のルールを守っている。 | |
住民対応 | ・常に住民サービスの向上を念頭に置きながら職務を遂行している。 ・接遇技能を修得し、好感の持てるマナー・態度・身だしなみで対人応対している。 | |
コスト意識・経営意識 | ・常にコスト意識を持って職務に取り組んでいる。 ・時間や経費を有効に活用して効率よく仕事を進めている。 |
消防職(消防司令補)
分類 | 能力評価項目 | 着眼点 |
職務能力 | 職務知識・技術 | ・職務遂行に必要な専門的知識・技術及び関連部門に関する広範な知識がある。 ・消防行政に関する基本的な知識やノウハウがある。 ・社会情勢に関心を持ち、担当職務との関連を意識するバランス感覚がある。 |
職務遂行力 | ・日常業務の範囲において、発生する問題の状況を分析整理している。 ・日常業務において、上司の指示を正しく理解し、実務上の適正な判断をしている。 ・業務の優先順位を踏まえた段取り・スケジュールを決め、期限を守って職務を遂行している。 | |
課題対応能力 | ・住民ニーズや国の動向、法改正など外部環境の変化から、当面取り組むべき課題を認識し、その解決に向け取り組んでいる。 ・担当業務全体や将来への影響など多面的に分析し問題の解決策を提案している。 ・担当業務や災害対応の課題を解決するための有効で実現可能な改善案や訓練等、目標・計画の立案ができ、具現化するための方策を導き出している。 | |
対人関係能力 | 説明・応対能力 | ・上司・同僚・後輩や他課、署所等の担当者と協力的な関係を構築している。 ・自分の考えに固執せず、相手の考えや感情を感じ取り、相手に合わせた対応をしている。 ・時間をかけて相手の話を聞くなど、対応に誠実さが感じられ、住民や関係者からの信頼を得ている。 ・物事を論理的にまとめ具体的に例示して、相手を納得させられる。 |
チームワーク力 | ・上司や同僚、他部署の職員と連携し、仕事を円滑に進めている。 ・同僚や後輩との業務が効率的かつ正確に遂行されるよう相互チェックや補完関係の遂行を確認している。 ・同僚や後輩との一体感が高まるように、情報や知識・経験を共有している。 | |
人材育成 | ・職場に活気を生み出しながら、仕事のノウハウを同僚、後輩と共有している。 ・後輩からの相談に気軽に応じるなどして、良好な人間関係を築いている。 | |
マネジメント能力 | 安全管理・消防活動 | ・組織内で発生し得る事故の予防について、マニュアルや受けた指導を踏まえて、組織メンバーを指導している。 ・災害に際し、冷静に状況を把握し、隊員に的確に指示・命令ができる。又は自ら迅速・的確に活動できる。 ・常に危険側に立った視点で、安全管理に配意した活動を指示・命令でき、自己の安全管理も的確に行える。 |
意欲・態度 | 責任感 | ・自分の仕事や引き受けた仕事を責任感を持ってやり遂げている。 ・自分の失敗を他人に転嫁したり、責任を回避しない。 |
積極性 | ・常に積極的に自分の担当業務の量的拡大や質的向上に努めている。 ・担当業務の重点計画、重点課題を成し遂げるために、色々な手段や対策を工夫して取り組んでいる。 | |
倫理観・規律性 | ・社会規範、服務規律を遵守し、公務員としての自覚をもって行動している。 ・職場環境の向上に努め、出退勤を含む職場ルールを遵守し、自ら模範となって行動している。 | |
住民対応 | ・常に住民サービスの向上を念頭に置きながら職務を遂行している。 ・接遇技能を修得し、好感の持てるマナー・態度・身だしなみで対人応対している。 | |
コスト意識・経営意識 | ・常にコスト意識を持って職務に取り組んでいる。 ・時間や経費を有効に活用して効率よく仕事を進めている。 ・係内の無駄を無くすよう工夫や改善を行っている。 |
消防職(消防司令)
分類 | 能力評価項目 | 着眼点 |
職務能力 | 職務知識・技術 | ・担当職務及び消防行政に必要な専門的知識・技術、関連部門に関する広範な知識(法令、消防技術、予算折衝、勤務条件、服務規律等)を有している。 ・社会情勢への関心、担当職務との関連を意識するバランス感覚がある。 |
職務遂行力 | ・突発的な事態に対しても、臨機応変な判断ができ、冷静沈着に的確な対応ができる。 ・業務の効率を重視し、さらにはスケジュール管理しながら目標や目的の実現に向けた方策を有効に実行している。 | |
課題対応能力 | ・社会情勢を的確に把握し、中長期的な影響を予測し、課題の優先順位や対応策を導き出している。 ・問題提起にとどまらず、効果的な業務改善や事業の廃止を含めた見直しなどを文書等にまとめあげて上司に提案している。 ・他への影響など全体的な枠組みで考え、自部門の範囲だけでは解決できない改善事項に関しても関係者と連携を図って改善している。 | |
対人関係能力 | 折衝・調整力 | ・他課、署所や関係機関の関係者と信頼関係を構築している。 ・所管する事案について関係者と折衝・調整を行っている。 ・セクショナリズムを避けながら内外との調整を行い、仕事の計画・基盤づくり等の前さばきをしている。 ・熱心かつ論理的に相手を説得し、円滑に交渉をまとめることができる。 |
チームワーク力 | ・業務が効率的かつ正確に遂行されるよう相互チェックや補完関係の遂行を確認している。 ・係内の意見をまとめるなど、組織の一体感が高まるように、情報や知識・経験を共有している。 ・部下とのコミュニケーションを密にし、相互の信頼を深めている。 | |
指導・育成力 | ・仕事上のアドバイスを適宜行ったり、ミーティングなどを通じて指導・助言を行っている。 ・職務に精通し、後輩からの信頼を獲得している。 ・後輩からの相談に気軽に応じるなどして、良好な人間関係を築いている。 | |
マネジメント能力 | 組織運営・管理力 | ・運営方針を理解し、周囲にも理解させるよう積極的な行動をしている。 ・会議・行事等の目的を理解し、積極的に参加するとともに、周囲に対して会議目的等の啓発活動等行動している。 |
安全管理・消防活動 | ・組織内で発生し得る事故の原因となるものを自ら点検し、その予防について、自ら気づいたことを実践し、周囲にも喚起を促し、部署としての組織的対応を講じている。 ・災害に際し、冷静に状況を把握し、部隊又は担当職員に的確に指示・命令ができる。 又は自ら迅速・的確に活動できる。 ・常に危険側に立った視点で、安全管理に配意した活動を指示・命令でき、自己の安全管理も的確に行える。 | |
意欲・態度 | 責任感 | ・仕事の成果を継続的に高めている。 ・部下の失敗に対して、自分の責任として解決に当たっている。 |
積極性 | ・率先して課題や目標に取り組み、自ら中心となって意欲的に挑戦している。 ・上司に対して、積極的に提言を行っている。 | |
倫理観・規律性 | ・上司に対し報告・連絡・相談を緊密に行い、常に組織全体のことを意識して行動している。 ・組織の規律性の醸成のため、自ら模範となって行動している。 | |
住民対応 | ・常に住民サービスの向上を念頭に置きながら意思決定を行っている。 ・一方的な要求に対しては消防の立場を伝え、毅然とした態度で説得して、お互いの合意を形成している。 | |
コスト意識・経営意識 | ・自らコスト意識を持って職務に取り組むとともに、部下に対してもコスト意識を徹底させている。 ・自係の時間や経費を有効に活用するため、係内メンバーの仕事を効率よく進めるように指揮している。 |
消防職(消防司令長)
分類 | 能力評価項目 | 着眼点 |
職務能力 | 職務知識・技術 | ・課、署の職務及び消防行政に必要な専門的知識・技術、関連部門に関する広範な知識(法令、消防技術、予算折衝、議会対応、勤務条件、服務規律等)を有している。 ・社会情勢の動向を把握、組織に期待される役割、課題認識等のバランス感覚がある。 |
対人関係能力 | 折衝・調整力 | ・円滑な合意形成に資するよう、日頃から対外的な信頼関係を構築している。 ・組織の使命や方針、課題、組織目標を明確にし、部下に浸透させている。 ・組織方針を実現できるよう関係者と折衝・調整を行っている。 ・経営的立場での高度な対外折衝・説得ができる。 |
マネジメント能力 | 指導・育成力 | ・仕事上のアドバイスを適宜行ったり、ミーティングなどを通じて指導・助言を行っている。 ・方針を明示した上で、部下の能力や実績に応じて業務分担・権限委譲を行い、人材育成を図っている。 ・セミナーや研修会への参加を勧めるなど、部下に能力開発の働きかけをしている。 |
組織運営・管理力 | ・運営方針を理解し、周囲にも理解させるよう積極的な行動をしている。 ・周囲に対して会議・行事等の目的を理解させて、参加の啓発活動等行動している。 ・部署の管理について組織メンバーを指導し、管理上必要と思われる業務や環境の改善策を提言している。 | |
安全管理・消防活動 | ・組織内で発生し得る事故の原因となるものを自ら点検し、その予防について、自ら気づいたことを実践し、周囲にも喚起を促し、部署としての組織的対応を講じている。 ・災害状況を的確に把握し、責任分担に応じ自ら活動方針を決定し、全部隊又は担当業務の統括的な指揮を行うことにより、成果を挙げることができる。 ・常に危険側に立った視点で、安全管理に配意した部隊活動を指示・命令でき、自己の安全管理も的確に行える。 | |
意欲・態度 | 責任感 | ・仕事の成果を継続的に高めている。 ・部下の失敗に対して、自分の責任として解決に当たっている。 |
積極性 | ・部署として設定した以上の高い量的質的目標を掲げ、部下が一丸となって取り組むよう努めている。 ・新しい分野又は難易度の高い課題に意欲的に取り組んでいる。 | |
倫理観・規律性 | ・組織の経営理念・方針等を率先して遵守するとともに、部下を誘導することに努力している。 ・組織の規律性の醸成のため、自ら先頭にたって模範を示すことに取り組んでいる。 | |
住民対応 | ・常に住民サービスの向上を念頭に置きながら意思決定を行っている。 ・的確な情報公開により住民に不安感を与えないなど、危機に直面しても冷静沈着な対応をしている。 | |
コスト意識・経営意識 | ・自らコスト意識を持って職務に取り組むとともに、部下に対してもコスト意識を徹底させている。 ・自部署の時間や経費を有効に活用するため、自部署の仕事を効率よく進めるように指揮している。 |
消防職(消防正監・消防監)
分類 | 能力評価項目 | 着眼点 |
職務能力 | 職務知識・技術 | ・本部又は署内の職務及び消防行政に必要な専門的知識・技術、関連部門に関する広範な知識(法令、消防技術、予算折衝、議会対応、勤務条件、服務規律等)を有している。 ・社会情勢を把握し、組織に期待される役割、課題認識等のバランス感覚がある。 |
対人関係能力 | 折衝・調整力 | ・円滑な合意形成に資するよう、日頃から対外的な信頼関係を構築している。 ・圏域的観点を持ち、組織方針を実現できるよう関係者と折衝・調整を行っている。 ・組織の使命や方針、課題、組織目標を明確にし、本部又は署内に浸透させている。 ・職務遂行に必要な他部門との協力を取り付けたり、関係者を説得するなど、進んで折衝・調整を行っている。 |
マネジメント能力 | 指導・育成力 | ・本部又は署内の職員同士あるいは管理者を交えて活発に議論やアイディア提案ができる職場環境づくりに取り組むなど、参加意識の向上に努めている。 ・本部又は署内の管理者の能力や実績、適性等を把握し、適切な指導、助言、育成を行い、自発的に職務を遂行する職場風土づくりを行っている。 |
組織運営・管理力 | ・圏域的な観点から将来起こりうる課題を洞察し、あるべき姿の実現のための方策に取り組んでいる。 ・自部門の運営方針を示し、所属職員に理解・実践させるよう積極的に行動をしている。 ・本部又は署全体の職務の進捗状況を把握し、計画的に職務を遂行させている。 ・本部又は署内において管理上必要と思われる業務や環境の改善策を提示している。 | |
安全管理・消防活動 | ・組織内で発生し得る事故を把握し、部門としての予防を確実に実践するよう組織的対応を指示している。 ・災害状況を把握するための指示を的確に行い、署を指揮及び統括し、総合的な対策を講じることにより成果をあげることができる。 ・災害時には安全管理に配慮し、責任者として状況に応じた対応、人的・物的配置、処置を適確に指示している。 | |
意欲・態度 | 責任感 | ・本部又は署の責任者として使命感を持ち、本部又は署全体の仕事の成果を継続的に高めている。 ・部下の失敗に対し、自分の責任として率先して解決に当たっている。 |
積極性 | ・本部又は署内の懸案事項等の課題に関する目標を掲げ、解決に向けて本部又は署内が一丸となり取り組むよう努めている。 ・新しい分野又は難易度の高い課題に自らも進んで行動力あふれる取組をしている。 | |
倫理観・規律性 | ・組織の経営理念・方針等を率先して遵守するとともに、部下を誘導することに努力している。 ・組織の規律性の醸成のため、本部又は署の責任者として模範的な行動をしている。 | |
住民対応 | ・常に住民サービスの向上を念頭に置きながら意思決定を行っている。 ・的確な情報公開により住民に不安感を与えないなど、危機に直面しても冷静沈着な対応をしている。 | |
コスト意識・経営意識 | ・本部又は署内のコスト意識醸成のため、自らのコスト意識を本部又は署内に明確に示している。 ・本部又は署内の時間や経費を有効に活用するため、管理者に仕事を効率よく進めるよう指揮している。 |
別表第2(第4条関係)
行政職・労務職
評価者 被評価者 | 1次評価者 | 2次評価者 | |
管理職 | 部長級 | 理事長 | ― |
次長級 | 事務局長 | 理事長 | |
課長級 | 次長 | 事務局長 | |
一般職 | 課長補佐級 | 課長 | 次長 |
係長級 | |||
主任主事級以下 | |||
労務職 | 課長 | 次長 |
備考 被評価者の所属に該当する1次評価者又は2次評価者がいない場合は、別に定める。
消防職
評価者 被評価者 | 1次評価者 | 2次評価者 | |
管理職 | 消防正監(消防長) | 理事長 | ― |
消防監(次長、参事級) | 消防長 | 理事長 | |
消防司令長(署課長、副参事級) | 次長・参事 | 消防長 | |
一般職 | 消防司令長(署課副参事級) | 署長・課長 | 次長 |
消防司令(主幹、係長級) | |||
消防司令補(主査級) | |||
消防士長(主任級) | |||
消防副士長、消防士 |